ユースケ

死霊のはらわたIII/キャプテン・スーパーマーケットのユースケのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

原題は【BRUCE CAMPBELL VS ARMY OF DARKNESS(ブルース・キャンベル 対 闇の軍隊)】。
そうです。遂にブルース・キャンベル劇場の開幕です。ブルース・キャンベルの顔芸と一人芝居を思う存分お楽しみ下さい。

前作のラストでアッシュことブルース・キャンベルが中世にタイムスリップしてしまいジャンルがファンタジーになってしまいましたが、やる事は前作同様サム・ライミによるブルース・キャンベルいじり。
ジャンプしてチェーンソーを装着し、華麗なカンフーアクションやブレードアクションを披露するかっこいいブルース・キャンベルも最高ですが、小ちゃいブルース・キャンベルの群れや地面から生える無数のガイコツの手と戯れるマヌケなブルース・キャンベルの方がもっと最高です。

1作目ベッツィ・ベイカー、2作目デニス・ビクスラー、そして、本作ではブリジット・フォンダーと確実にグレードアップするアッシュの恋人リンダのキャスティングも要チェック。ブリジット・フォンダーが前作【死霊のはらわた2】の大ファンだったから実現できたキャスティングだったそうです。

ちなみに、劇場公開版(80分)とディレクターズカット版(96分)がある事はDVDの特典映像にもうひとつのエンディングがあるので皆様ご存知だと思いますが、劇場公開版の善いアッシュ(人間)が悪いアッシュ(死霊)をショットガンでぶっ飛ばした後の超クールな決めゼリフ「Good,Bad,I'm the guy with the gun.(善いアッシュ、悪いアッシュ、俺は銃を持ったアッシュだ)」がディレクターズカット版では聞けないのが残念でした。

⋇DVDのジャケットの筋肉ムキムキのブルース・キャンベルはあくまでイメージです。