ジョニーJoe

ボレロ 永遠の旋律のジョニーJoeのレビュー・感想・評価

ボレロ 永遠の旋律(2024年製作の映画)
3.9
のっけからチラ見せ場面と冒頭クレジットの粋な捻りへの流れで、暗に「ボレロ」の本質と現在までの影響を、端的に、しかも言外に観客に提示してみせて、見事。
(あんなオープニングクレジットは 初めて😊 本作の題材ならでは👏)

吟味された台詞と拘りのビジュアルに裏打ちされたストーリーテリングは、とても“音楽的”。

最後の“シーン”は「すべてが台無し!」と個人的には感じてしまったけど💧
それでも 独特の魅力を持つ本編は観る価値あり。

当時も今も本質的に共通する“困難な時代” をsurviveする「本当のクリエイティビティ」への讃歌。

…それにしても、主演のラファエル・ペルソナ、ええ男やし(笑)、すこぶるイイ役者さんだったなぁ。
他の役者陣も素晴らしかった。