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ドクター・ブルのatsukiのレビュー・感想・評価

ドクター・ブル(1933年製作の映画)
4.0
到着する列車から投げられる郵便物。ストローブ=ユイレが「ネオリアリズムをふきとばす」というような雄弁さ。この大衆心理は、未開の町のコミュニティも普及したソーシャルメディアも変わらない。ウィル・ロジャースの人情喜劇ながらドキュメンタリー的な鋭さ。リンゴ酒の件での関係性のアクションに驚かされる。知人に成瀬巳喜男の目線送りを見つけたと言われたけど、わからなかった。
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