郵便、電話、新聞が狭い街に網の目を張り、その網の中でくだらない与太話が繰り広げられる
その中で唯一ブルのみが家々を動き回る
(例外:腹痛の男「僕が死んだら悲しいでしょ?」「僕が家族に嫌われたら嫌で…
いろんな症状の患者を見るブル
はたまた牛まで
完全な善人ではないのが
愛すべき町医者って感じ
ずっと腹痛を訴えてくる患者
家にまでくるのやばすぎる
52個の電話を壊しまくるって言ってるシーン笑…
ドクター・ブル
冒頭の字幕で説明される人物像から町での評判がかけ離れすぎていて職業上の倫理を守る事と自己犠牲について考えることになる
おそらく原作から人間関係の描写を省略しすぎている部分が多い
コ…
カメラが左にパンすると小さな駅舎の庇の奥から蒸気機関車がやって来て停車する。この小さな町「ニューウィントン」宛の郵便袋が投げ落とされ、郵便局と電話局が一緒になった事務所へ。交換手の若い女性がドクター…
>>続きを読む80分足らずでこの満足度。おそらくほぼはじめて見る町医者ものだがやはり面白い、というかほぼムラ社会もの。自分の家族の病気が治らなかった腹いせか未亡人と仲が良いというだけでブルをヤブ医者呼ばわりして追…
>>続きを読む職業人が職務を全うし奇跡を起こす映画なわけだけど、それこそドライヤーとかターナーとかと異なり、けたたましくクラクションを鳴らしながら車で町内に報告しにいく感覚がフォードらしい。汽車に乗りこむ別れの場…
>>続きを読む(別媒体から感想を転記)
2023/04/30
お人よしのウィル・ロジャーズが町の人の世話を焼く『プリースト判事』と似たような話だが、本作では好き勝手に陰口を叩く住民が敵対者として描かれる。噂話が…