オールタイムベストでかなり上位に来る長年大好きな作品。ジュリアロバーツのファンになりたての頃に見て、面白い！！すごい！と思った中学生のあの頃が懐かしい。その後本当にジュリアロバーツ作品として基本的にはベストな立ち位置ということもわかった。久々に見返して驚いたのが冒頭の事故のシーンで、ジュリアロバーツが車に乗ってからそのままのカット内で事故るんだね、意識してなかったよ！どうやってたんだろう。
告発ものとして本当に痛快だし、アルバートフィニーの弁護士も最高だし、何よりジュリアロバーツのキャラが最高である。しっかりとプリティウーマンというジュリアのオリジンを活かしたキャラ。シングルマザーで無職という日本映画だったらかなり暗くなりかねないところがこの明るさになっているのもすごいし、それでいて切実さもしっかりと健在。あのプレゼントもらった時のジュリアの顔と言ったら、、、はあたまらん。また、マーグ・ヘルゲンバーガー演じるドナジェンセンの途中で起こる悲しい展開とラストでのリアクションは本当に素晴らしいし、感動ポイントMAXのシーンは彼女が出てくるシーンで埋め尽くされている。
女性の方が働きすぎて、子育てが疎かになるというのを男性パートナーから嗜められるというのもなかなか先進的な発想なのではないだろうか。実話が元というのはあるが、通常だったら男性主人公っぽい話だが、そこをきっちり成立させてくるジュリアロバーツのスター性がまたさすがのものである。
とにかくめっちゃテンポいいし、楽しいし、感動できるのでosusume!!!
