なんか久しぶりに映画っぽい映画みたと思った
もう序盤の船のドッカンバトルからもう凄かったよね
予告でやってたやつを全く裏切らずに期待値の少し上を常に行ってくれたと思います。
サルだ!サイだ!サメだ!ってね。
今どきこの手のストレートな続編って珍しい気がする
何かしら前作と真逆なことをしたり変化球的なことをして賛否両論になる続編が最近のトレンドとして感じてたけど、こういうのでいいんだよこういうので。
前作の面白さをそのまま引き継ぎながらスケールアップさせているし、ストーリーもかなり王道でもはや清々しい。
個人的にグラディエーターの面白さって観客と映画のグルーブにあると思ってて、グラディエーターの生き死にを見て喜んでいる劇中の観客と実際に映画を観てる観客が近しい位置にあるんですよね、主人公が上り詰めるにつれて映画的なテンションもどんどんあがって、観客も同じように熱くなっていくっていう。
そういう意味でもまさに映画的な映画だと思いました。
あとは前作と比べても十分面白かった要因はキャスティングがあると思います
主にペドパスとデンワシ
ペドロ・パスカルは序盤は悪役チックな登場の仕方をするんだけどペドパス特有の困り顔が凄く良くて実際、多層的なキャラになっててどちらかといえば前作のマキシマスにかなり近いキャラ。主人公と対峙するシーンはこの映画の熱量の最大瞬間風速を記録してたと思います。
デンワシについては割といつものデンワシなんだけどそれ故にミステリアスな魅力を持っていてこちらも深みのあるキャラで、なんというか画面に映っただけで吸引力が強いのが凄まじい。
久しぶりにド直球な続編で、これが映画だって映画を観れたのは良かった。
IMAXで観たのも正解だったと思う。
安定のデンワシ✕大塚明夫も気になるので吹き替えも観てみたい