このレビューはネタバレを含みます
鏑木は目に見えるもので人を判断せず、善で生きてきた だから周りにも似た人たちが集まる 物事の裏表、表の部分をいつも見ている
信じてたからこそ、人から信じられる
明るい光を拡散する
それが周りをも照らし、いい影響を与えてゆく
吉岡里帆演じる安藤沙耶香 父のことでマイナスに傾きそうになる 世間は問われてる罪だけじゃなく、人格の評価までして裁く
鏑木には新たな無実の証拠もない
だけど彼に関わった人たちは、みな口を揃えて彼が良い人、信用に値する人
鏑木はきっと無実だと…
介護士、酒井 彼女が家族とリビングで無責任な事を言う けれど実際に会ってみたら…
井尾由子(原日出子)から出た言葉。SNSがリアルタイムで配信 長い係争期間を経ず、一瞬で罪がひっくり返る
“罪”とは 人々の印象をも含む
最後には股貫(山田孝之)の心も動かす
鏑木の着てた白い服が眩しい
彼のあの背中の大火傷は?
鏑木がラストに言った台詞。そのまま彼の“正体”を表していたように思えた。
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原作を読んでいないので何とも言えないが、鏑木の白さのように全てが感動的な内容なのか、松重豊のように上層部の考えひとつで18歳が死刑判決を受けたり、冤罪事件が覆り、しかしその間の冤罪被害者の人生・人格を奪ったり…。度々ニュースになっているため恐怖も感じる。また鏑木が潜伏していた職場、貧困ビジネスなども今後勉強していきたい。
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にしても横浜流星さん、身体能力高すぎ!前半は痛そうなシーンの連続。この役にかなりの時間と情熱を費やしたんだろうと窺えました。