特撮とか合成のレベルは当時としても低く、チャチすぎて見てらんない。導入のおはなしは全く頭に入ってこないのだが、わりと単純なお姫様を助けるタイプのそれ。

それでもラストの姫との邂逅の無音演出や、攻城戦で城壁を組体操（？）で乗り越える件を実写でやってるところは印象的だった。

中世ジョージア叙事詩が題材とのこと。台詞や劇伴はあるがサイレント的な進行。4分の3くらいのロングショットは崖の風景画に実写をはめ込み合成している。3DCGだらけのスペクタクル映画と概念は同じかも。首を刎ねるショットもトリック撮影で、馬が次々と崖を飛び越えるところはストップモーションアニメになっており、色んな特撮が駆使されている。丸いお盆みたいな盾を頭上に載せてその上に人が立って城壁沿いに三段くらいになるのは実写だった。
ジョージア映画祭にて

ジョージア映画祭2024 @横浜シネマリン

冒頭のナレーションでの設定解説が長すぎ、登場人物多すぎで、ぜんぶ頭に入ってこず。

どこかの国の王女を助けるために、王女が囚われている砦に行軍する、くらいしか理解できなかった。

砦にいる兵たちは、ドワーフ兵みたいだった。『ダンジョン飯』のセンシがいっぱいいるようにしか見えなかった。

首チョンパとか、谷を飛び越える騎馬、などに特撮が使われており、そういうのは貴重だったけど、話はとくに内容が薄くイマイチだった。

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