テレビドラマ『孤独のグルメ』が見事な映画化です。
テレビシリーズも全シーズン観ておりますが、破格のスケールで映画は展開します。
スケールが大きすぎて、『孤独のグルメ』感がない時もあるぐらいで、それでも伏線をはって、回収していく展開、構成はありました。
五郎さんの行動があまりにも軽率すぎる展開が中盤にあったり、食べることと作ることは少し違うことも実感します。
なので、本作は料理人には最大のリスペクトを持って、おいしくいただきます。
テレビだとおなかが空いてくれば、何か手があるわけですが、映画館だと見入って、没入させる技も必要になってきます。
いつも以上に構図も練られております。
テレビドラマも喜劇的ではありますが、よりスラップスティックに、豪快に展開する作品に仕上がっていますね。
