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Bluish(原題)
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『Bluish(原題)』に投稿された感想・評価

[オーストリア、歩みながら垣間見た何気ない瞬間の数々] 80点

傑作。FIDマルセイユ2024コンペティション部門選出作品、最高賞グランプリ受賞作品。ミレーナ・チェルノフスキー&リーリト・クラクスナー監督コンビの長編二作目。前作『ベアトリックス』同様、主人公の日常生活を追った静河な作品である。題名の通り青みがかった映像に、川やプールや3Dデータなど青っぽい空間、マニキュアやジャケットといった青いアイテムで溢れていて、印象としてはアンゲラ・シャーネレク『私の緩やかな人生』に近いものを感じる(どちらもワンシーンワンショットの固定長回し映画)が、真夏のベルリンで暑い暑いと言っていた同作に比べると、普通に寒そう。青みがかった映像だと余計に寒そう。今回は主人公が二人、サーシャは恋人と二人で暮らすロシア系の若い女性で、日常会話はロシア語と英語を使い分けている。もう一人のエロールはオンラインで授業を受けていたので恐らく大学生だろう。映画は、市民プールに行く、シャワーを浴びる、TVを買いに行く、パーティに参加する、眠る、デートするといった二人の日常を交互に映していく。これでもかと顔に執着するのは、やはり視線を追いたいからだろう。病院に行ったエロールは隣の席に座っていた少女と無言で視線のやり取りをする、マッチングアプリで出会った同性の恋人と見つめ合いキスする等々、全くの他人と時間を共有するとき、まず最初に動くのは目だろう、と。中盤でサーシャが眠りに入る際に使用する睡眠導入アプリ(このシーンはアプリの言葉を聞きながら暗転した画面を眺める5分もの長回しなのだ)の言葉に"この瞬間に気付き受け入れなさい"というのがあった。ふとした瞬間を切り取る本作品の真髄とも言える言葉だ。あと、エンドクレジットが映画からは想像できないくらいポップで良かった。
初ニューヨーク映画祭。全く確認してなかったけど、監督2人のQA付きだった。
題名の通り、全編通して青で統一された画面の中で20歳くらいの2人の主人公の生活がほぼ会話なしに淡々と映し出される。水に浮かぶ主人公から主人公の変化を感じることができる。