雰囲気はとても良かったと思いますが、その先の怖さみたいなのがあまり感じられませんでした。
簡単な内容は、一緒にかくれんぼをして遊んでいた弟が失踪してしまったという過去を持つ兒玉敬太。その後も弟の日向は見つからないままで、現在の敬太は行方不明者を捜すボランティア活動に従事している。そんな彼のもとに、母親から古いビデオテープが送られてくる。そこには、日向がいなくなる瞬間が映されていた。霊感のある同居人・天野司はそのビデオテープに禍々しさを感じ、敬太に深入りしないよう忠告するが、敬太は忌まわしい過去の真相を暴くために動きだす。敬太を取材する記者の久住美琴も加わり、3人は日向が失踪した山に足を踏み入れるが。。。というような内容でした。
観るかどうか少し迷っていたのですが、テアトル新宿でちょうど舞台挨拶付きの上映が取れたので観ることに。
ビデオテープを再生するところや、人の影がぼんやり見えてる感じとか不気味さはありつつ雰囲気は良かったと思います。ただ雰囲気で止まってしまってその先の恐怖を感じることができませんでした。
割と長回しの会話ベースで話が進んでいくので、正直退屈でした。会話からも怖い話をしているのですが、長回しをしているので話す量が多い分、説明し過ぎ感がかったるかったし怖さが薄くなりました。
正直長回しが多すぎて退屈だったし、怖さよりも不気味さの方が強かったかなという印象です。個人的にはハマらなかったです。