あや

プリティ・ベビーのあやのレビュー・感想・評価

プリティ・ベビー(1978年製作の映画)
3.5
高級娼館で生まれた12歳のバイオレット。
娼婦の母親は子どもを産み、客と結婚しバイオレットを残して出ていってしまう。そんななかバイオレットは娼婦としてデビューする日を迎える


とにかくブルック・シールズの可愛さ。
ドールのような可愛さで、白レースのフリフリの洋服とかすごく似合う。デビューの日、台の上に乗せられて微笑むシーンは神々しさすら感じる。
しかも普通に脱いでる。演技も上手かった。ませていてもやっぱり子どもなんだな、と思わせる演技や最後にみせる表情が上手い。


デビューを飾る相手は誰になるか、を選ぶシーンはオークションのようでオッさんたちのギラギラした顔がキメエエエという感じでした。
やっぱり、とても年が離れている恋愛ものは最近ちょっと気持ち悪いなと思い始めてきたのでラストのバイオレットの決断は妥当なのではないでしょうか。
人からもらう愛に飢えて、誰かにすがるバイオレットは少し可哀想だけど。


晴れている日に川辺でピクニックを始めるシーンはなんとなくマネの「草上の昼食」っぽい
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