このレビューはネタバレを含みます
人が地道に働いてコツコツ貯めたお金を軽々しく盗むやつは許せなーい!
人のためにドアを開け続けてコツコツ貯めたお金を「倍にするから」と言われて信じて預けたら、投資に失敗したと言われてしまい...。
このドアマンのおっちゃんがめっちゃいい人で、いい人なのにそんな目に遭ってしまって、そこだけでもうなんだか泣けてきてしまって、これは何がなんでもこの人のお金を取り戻してやってくれー!!!頼むぜ主人公!!!みたいな感じで熱く拳を握りしめつつの鑑賞。
いやもうこれは普通に他愛なく楽しい感じ。
感謝祭のパレードを利用するシーンがあって、みんなスヌーピー大好きなんかーい!と笑い転げつつ。
車のシーンを見て、思わず「Furious 7」の「Cars Don't Fly」へのオマージュかと思ったけれど、こっちが先だった。
小ネタが細々と面白くてケラケラ笑っているうちに「いーやーどーなるのぉおお」なクライマックスへ。
いい具合にのせられた感じで私としては全力で楽しめた感じです。
足並みの揃わないでこぼこチーム・ワークぶりもこまめにツボをついてくる感じでいっぱい笑わせてもらいましたとも。全員面白すぎ。
こういうバカバカしい感じのお約束ネタやっぱり大好きだなぁ。
現物支給できちゃったけれど、あれ、みんな大丈夫? 売れる?
売るルートちゃんと持ってる?ってそこだけ心配になりました。
追記:
ドアマンのおっちゃん、「フェンス」の人じゃないか。映画ではリロイの飲み友。舞台ではリロイ。エディ・マーフィ推しなのは間違いなさそう。「フェンス」やりたかったんだろうなぁ。
エディ・マーフィーのインタビューによるとこの映画を本当はクリス・タッカー、デイブ・シャペル、クリス・ロック、マーティン・ローレンス、トレーシー・モーガンでやりたかったんだそうな。スタンダップコメディアンの仲間勢揃いの映画を作りたかったんだそうだけれども叶わなかったとか。