ネトフリで、たまたま目に止まり「ドント・ムーブ」を初鑑賞してみた。スリラー的な作品だとは思うが内容は何も知らない。どうせまた、単純なサイコものだと思うけど、何か特別な仕掛けがあったら、いいなと思う今日この頃。
アハ、監督やキャストも含め誰も知らへんやん。だけど、そう言う初めから分からへんだらけの世界の方が、誰にも感情移入するコトもなく公正なジャッジが出来るのかな。
さてと、森の奥深くで出会う二人の男女。もうこの設定で何かコトが起こりそうなのは明白。どうせ、男の方が女を追いかけ回すんやろ。っと、いつものパターンに飽き飽きしていた。たまには、女性が男性を狙うのも意外性があって面白いかも…なんて。
だけど、筋弛緩剤を用いる訳ね。つまりは、麻酔が効いている状態なのか。それは少し真新しいかも。意識はあるのに体が痺れて動けない状態は、記憶には無くて少し斬新には映る。
ところで、この系統の作品には第三者の登場も程よく多い。今回は白髪髭を蓄えたお爺ちゃん。まぁ、軽くやられてしまうんやろうな。の予想に反して、割りと用心深く駆け引きはそれなりに上手。おまけにタイマンバトルは強いんかい。ってのが、個人的にはお気に入りポイントなのだ。
とまぁ、ココでもう一捻り予想を裏切ってくれたら尚の事、良かったんやけど。それは更なる欲張りと言うべきかな。その後の警察の登場もそうやけど。
とりあえず、決着はつく。予想通りと言えばそうやけど、まずまずの手応え。特筆するのは、筋弛緩剤を用いたぐらいかな。トータルでは、さほど悪くも無い出来だとも感じた。特に薄れゆく意識と指先なんかの痺れた感覚を描いたのは面白い試みなのだ。