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ハウルの動く城のmylifeのレビュー・感想・評価

ハウルの動く城(2004年製作の映画)
4.2
先日のテレビ放送を録画していた「ハウルの動く城」を何日かに、またがって再鑑賞してみた。そういや、当時は劇場で観てたはず。その後にテレビ放送を3回ぐらい観ているはずなので、今回でおよそ5回目なのかな…多分。

監督は、もはや解説不要なぐらいの有名人…宮崎駿。知らないヒトを探す方が大変なくらいのビッグネーム。日本人ならば幼少期から金曜ロードショーで幾度となくジブリ作品を放送してきたので馴染みがあるはず。と言う私も確実にそうやけど。

ふむむ、もう冒頭からココロに響く音楽を奏でてくるやん。流石は久石譲とのコラボレーション。久石譲と言えば北野武監督とのコラボでも印象深いけど宮崎駿監督とも、やはり抜群の相性を伺わせる。

ただし、初めて劇場で観た時はイマイチ、ピンと来ていなかった淡い思い出。多分、そん時は過剰な期待が大きかったような気がする。キムタクを用いた豪華声優や、その未知なる世界に大きな期待をしていたみたい。

だけど、回数を重ねる度に面白くなってきた感覚。魅力的なキャラクターや、そのキャラに相応しい声優たちだと感じる。とまぁ、5回ぐらい観ていたら自然とそうなるのかもやけど。

キムタクもイケメン具合と心の弱さを全面に出し、ハウルには相応しいと感じる。だけど、ヒロインである、ソフィーを演じた倍賞千恵子こそ、他のヒトでは出来へんくらいにハマっているのではないかと思えてきた。特に年齢差を使い分ける声の違いは凄いのだ。

荒地の魔女も良いね。美輪明宏の声がやはり似合う。もはや、貫禄勝ちみたいな雰囲気すら漂うやん。カルシファーの声も我修院達也以外では考えられへんけど。

とにかく、魔法使いが存在する世界で繰り広げられるハウルを中心とした物語。いや、ソフィーとの出会いを通じ成長していくお話でもあるのかな。流石に5回目ともなると昔は分からへんかった感情が、ほんの少しぐらいには理解出来たかも。

ときに、ジブリ作品で何が一番好き?と言う会話を、たまにするかどうかも知らないけど、本作は私の中では8番目ぐらいだと感じる今日この頃。

忘備録の為に、レビューしている作品の中から順位を付けてみた。まだ、再鑑賞していない作品もあるけども。

◇超個人的ジブリランキング

① ?
② 「天空の城ラピュタ」 ☆5.0
③ 「ルパン三世カリオストロの城」 ☆4.9
④ 「となりのトトロ」 ☆4.8
⑤ 「千と千尋の神隠し」 ☆4.7
⑥ 「魔女の宅急便」 ☆4.5
⑦ ?
⑧ 「ハウルの動く城」 ☆4.2
⑨ ?
⑩ ?

レビューしている作品に限るけど自分なりのランキング。「君たちはどう生きるか」は未見なので、とりあえずの現時点。それと、再鑑賞していない作品もあるので順位は変わる可能性もあるが何かと楽しみたい気分ではある。
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