のほほんさん

警部ののほほんさんのレビュー・感想・評価

警部(1978年製作の映画)
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タイトルになっているからベルモンドは警部なんだよね?と想像はついたのだが、それがはっきりするまでとにかく無茶苦茶する。しかも1度は逮捕されるし。
その無茶苦茶は列挙はしないがどれも凄い(笑)


「洗濯屋」の異名を持つ刑事の中の刑事が、あっちゃこっちゃ破壊しながら立ち回って最後には「用心棒」みたいなことになる


イギリス留学から帰って来ちゃった娘と、束の間の恋人と観に行く映画が「複雑な話で、出てくる刑事が暴力的」らしいのだが、本作がまさにそれである(笑)


その束の間の恋人が「太陽がいっぱい」のマリー・ラフォレ。豪邸に住む小説家なのだが、ベルモンドは捜査中ずっと彼女の家に寄生している。
それまでは野宿かキャンプだものな。出張に宿代出ないのか(笑)
テントの中からタキシードに着替えて出てくるなんてシーンもあった。決まってた。