すえ

At the Altar(原題)のすえのレビュー・感想・評価

At the Altar(原題)(1909年製作の映画)
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記録

音楽家以外と結婚しないと主張する異常者ネキのもとに、新たな下宿人(音楽家)が現れ、音速で恋に落ちる。

演技は分かりやすいが、あまりに作為性が顕れているので、あんまり好ましくない…

画面の被写体がそれぞれ、何らかの運動に従事しているがために、ひとつの秩序を生み出さない。室内での秩序/無秩序の画面は非常に考えられていた。

また、鏡のが自己認識の装置として機能しているのも発見だった。身だしなみを整えるためなどではなく、自己を見つめるものとして用いられていたのは面白い。

クロスカッティングはお手の物。

2025,1/21
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