はま

ラスト・ソングのはまのレビュー・感想・評価

ラスト・ソング(2010年製作の映画)
4.1
号泣してしまった。恋愛ものかと思いきや主題は家族愛の物語で、ラスト15分はずっと顔面ビショビショ。この映画の主人公はお父さんだ…!

【離婚した両親。姉弟は夏休みの間だけ父親の元で過ごすことになるが、反抗的な姉と父親は上手く接することができない。】
父親が暮らす先で出会う素敵な男子ウィルとの恋愛ももちろんメインではあるんですが、最初から最後まで姉ロニーには家族の存在があって…家族ってテーマは誰が見ても身近に感じられるから、かなりの人が共感できる作品だと思いました。
父親に反抗してしまうロニー、反抗しきれないウィル、年頃の娘との距離を測る父… 全員の気持ちに共感できて(ロニーは年頃だから多少気持ちが難しい部分もあるけど)、全てのセリフに納得できて、余計なこと考えずに見れました。

だからこそ、分かりやすすぎて先が読めたりするんだけど、なぜか、分かってるのに泣いてしまう。王道な感じのストーリーだけど…なぜか……やっぱりお父さん役のグレッグ・キニアの存在が強い。グレッグさん最高だ。そして弟君の涙も破壊力抜群だ…
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