冨永昌敬にしては、音楽の入れ方が素人っぽく、音楽が邪魔なシーンが多い。豊原功補の悪役は、二面性が面白く、小野寺ずるの漫画が状況をまとめてくれるし、ヒロインの唯一の味方で存在感がある。
しかし、義母が…
【ヒロインの暴走――傑作の一歩手前】
東京に育った女性が、京都の老舗の息子と結婚して京都に移り住み、京都の素晴らしさをマンガで配信しようとして……という筋書きです。
そういうコンセプトは悪くない…
思ってたのと違った。もっと極端に京都人を描くのかと思いきや、意外と普通。
普通じゃないのは京都の扇子屋に嫁に来た主人公。事実だけならまだしも、個人を特定できるような漫画で誹謗中傷。名誉毀損で訴えられ…