このレビューはネタバレを含みます
これを観ずしてシャマラン好き名乗れないよなと思い早数年(腰重すぎる)
大どんでん返し系というか伏線もあり衝撃のラスト的な謳い文句で散々あげられていたので、序盤で何となくオチは予想がついてしまった……仕方ないけど残念な気持ちもありつつ、まあさっさと観なかった自分が悪いということでw
ブルース・ウィリス若いなぁなんて思いながら。子役の幼いながら賢そうで、孤独に悩まされてるようなあの陰鬱とした印象的な目元が凄い。あと目が綺麗、青すぎる(関係ない)
一応ホラーではありつつもコールの「秘密」が明かされるまでは直接的な描写がなくて何だ何だ?なんだけれど
家でもあんな風ならそりゃ教会くらいしか休まる場所がないよなぁ。キッチンのおばさん怖すぎるだろ。
序盤からもしかして?と思っていたこと、注意してずっと観てたけどやっぱりそうか……コール以外に誰とも話をしてないんだよね。妻と会話ができないのも男に呼びかけて無視されるのも、死んでるからなんだよなと。
一番びっくりしたといえば、あの女の子の葬式で観たビデオの内容かもしれない。ただ病死したのではなく母親があんなもの混ぜてたらそりゃ何人もの医者に見せても治るわけないよ。女の子が元々病気で、看病するのに疲れたからああいうことしたのか、代理ミュンヒハウゼン症候群の母親のせいで床に伏せたのかはわからないけど……あれはゾッとした。
クロウのアドバイスで幽霊の話を聞いてみるってことをした結果、彼の中で道が開けて良い方向に向かって行けたのは良かったんだけど、コールは最初からクロウが死んでるって気付いてたのかな。気付いてて助けを求めたんだろうか。最後の、妻と話せる方法を教えてあげるって言って「眠っている時に話しかける」というアドバイスをしたことをみる限り、この時点ではもうコールは気付いてることは確実だとは思うんだけども
車の中で母親に秘密を打ち明けるシーン、おばあちゃんの話は泣けたなあ。クロウが自分のことに気付いてしまった最後も。
ホラーというよりヒューマンドラマ観てる気分だった。何とも言えない切なさと感動を味わいました。