エンポリオ

西の魔女が死んだのエンポリオのネタバレレビュー・内容・結末

西の魔女が死んだ(2008年製作の映画)
2.3

このレビューはネタバレを含みます

少女と魔女のちょっと不思議な心の交流。
学校生活で必要な「空気を読む」ことが苦手で登校拒否になったまいは、英国人であるおばあちゃんの自然に囲まれた家でしばらく過ごすことに。魔女になるための訓練を通して自分の心を、感情をコントロールする術を身に着け、「扱いにくい子」だったまいが成長していく物語。
とても温かく、素敵なお話なのだが、特段秀でた部分がないまま終わってしまったように感じた。
お話の筋が先行していて、それに合わせた都合の良い展開が余りにも多く、滑稽に映ってしまうシーンさえあったように思えた。また登場人物のキャラクターや雰囲気に対して不自然なセリフや演技が多いように思え、良くも悪くも温さで包まれた作品だったように思う。
いつだったか小さな頃に原作を読んで感動した記憶のある方には、あまりおすすめはできないような、物足りない仕上がりに思えてしまった。
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