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テッセラクトの4423のレビュー・感想・評価

テッセラクト(2003年製作の映画)
2.0
“この映画は四次元の展開図である。一次元は二次元の展開図である。二次元は三次元の展開図である。ならば三次元は四次元の展開図となる“

四次元=テッセラクトのこと。のっけから頭の中は????が浮かびまくり。ノータリンな私にゃ訳が分からん。とにかく難しい映画。さびれたホテルで起こった出来事を異なる視点で次々に映し出す。四次元の展開図ということは時間軸がたくさん用意されていて、結末はそれぞれ異なるということだろうか。つまりはバラバラに散りばめられたピースを全てはめることが目的なのだろうが、こういう作品は最後に全てのピースが繋がった瞬間がたまらないのだろうな。ただ、今回はピースをはめるという行為に対してヒントがないような気がするのである。好きなだけ散らばしておいて、あとは自分ではめろと異質な世界へ放り出される。おまけにノーヒント。完成までの道のりを導くものがこの作品にはない。
お前の理解力がないだけだろと言われればそれまでだが…。もう一度観れば分かるのだろうか?でももう一回観る気力はないなあ。
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