出会うはずのなかった、中山美穂さんとみぽりんが出会う。
一通のラブレターが起こすロマンス。
中山美穂さんのショートが何とも愛くるしい。トレンディドラマの帝王こと豊悦様は、ちょっと僕の好き豊悦様ではないかなぁ。僕はもっと暗めのが好き。
忘れられない人への想い。
それを消す方法は。
誰にだっているはず。だけど今を生きなきゃいけない。
だったら、忘れられない人とどう向き合えばいいのかな。
その人との想い出はどんどん綺麗になっていくんだもんよ。
心を整理するために出したラブレター。それにより、心の中で大きさを増していく存在。
クライマックスのヒロコの叫びが、とても切ない。
忘れられない想いは無理に忘れる必要もない気がする。人からは後ろ向きに見えるだろうけど。それが徐々にね、前に進むエネルギーに変わる。
時間がかかってもいいし、方法も変わってたっていいじゃない。
想いの大きさは自分にしかわからないんだから。
すごくジャンル分けし辛い作品。ロマンロマンしてる様で、ロマンのキラキラ感がやや鈍い。心がギュ〜ンと締め付けられる様な感動も弱め。物語の構成は好きな類い。なんでしょうね、この不思議な感覚は。
懐かしいラムネの味かな。
神戸の景色に違和感を覚えて、調べたら…ロケ地神戸ちゃうやん…ヒドイ。
僕も若い頃はラブレター派でした。
Cast(役者·キャラ) 3.5
Story(物語) 3
Architecture(構成) 3
Picture(画) 3
Acoustic (音) 3
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