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婚約者を亡くした渡辺博子は、3回忌が済んでも彼を忘れることができずにいる。その思いから婚約者がかつて住んでいた住所あてに、届くはずのない手紙をだしたところ、返事がきた。
初期の岩井俊二作品を観たとき、あまり心に響かなかったせいもあり、評価の高いこの映画も敬遠していたところ、最近お気に入りの韓国ドラマの中で思い出の映画として登場するので観てみたくなった。
もっと温かく泣けるかと思ったら、結末の真実はちょっと残酷だなと感じた。私が渡辺博子で、もし真実を知ってしまったら、彼との思い出は辛いモノとなるだろうし、もう答えもでないのでやりきれない。
やはり、岩井俊二とは合わないみたい。
