タコ社長

メアリー&マックスのタコ社長のレビュー・感想・評価

メアリー&マックス(2009年製作の映画)
4.0
親類は選べないが友は選べる。


予想の斜め上をゆく過酷で最高の交友録でした。自分の不完全さに目を向けることはとても簡単。その一方で相手には完璧を求めてしまうエゴ。その欠けた部分を認め合えたら最高だな…って文章で書くと気持ち悪いけど(笑)、この二人を見てて本当にそう思ったのです!そしてそんな人と巡り会える幸せ。
なんて愛らしい造形!!

ユーモアと過激さが素敵な形で両立していて、クレイアニメだからこそ成せる技だと思いました。いびつだけど温かみがある。フィリップ・シーモア・ホフマン!
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