なつ

メアリー&マックスのなつのレビュー・感想・評価

メアリー&マックス(2009年製作の映画)
4.5
メアリーはいじめられていて友達もいない孤独な子だった。ある日電話帳でたまたま見つけたマックスに手紙を送ることを思いつく。マックスは友達のいない中年男性だった。メアリーとマックスは文通で仲を深めていくというストーリー

こんなに深いお話だと思わなかった
どちらかというと大人向けの映画だ

メアリーの世界はセピア
マックスの世界はモノクロ
ここが印象的だった

“欠点は選べない、だけど友達は選べる”
メアリーとマックスはお互いの不完全な部分を認め合える友情は本当に素晴らしい
誰だって完璧じゃないからこそ、そこを含めて人間関係が成り立っていくんだと思う
欠点も個性も人柄に違いない

ラストは泣けるしすごく切ない
文通以外での2人のやりとりが見てみたかったのに…

これから先で思いつめたり悩むようなときにもう一度観たいと思えるような映画だった
ちょっとした人生のヒントになるような、そんなお話でした
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