ものすごいタイトルの2作目。

今回は家族旅行に出かけるお話。
これがまたすごい悲惨で。。。。

書ききれないくらいのOMG😱😱😱
特にスカンクは、、、、🦨💨
もぉ気の毒すぎて・・・



大笑いできます🤣🤣🤣🤣

2025-210

ウケるまじ
悲惨すぎるてww

スカンクwww🦨

お母さん役のエヴァロンゴリアが大好きで見るの決めました！！！

ロードムービー大好き😘

メキシコのファミリーって結束力強いイメージや🌮

全ては、自分自身の捉え方次第
＆
案ずるより産むが易し

やね⭐️

米国の南部。小学生のアレクサンダー(アレックス)は、運に恵まれない子でトラブルが絶えない。何をしても悪い方向に進むから姉からも煙たがられている。
旅行記者の母の提案で家族旅行に出発するのだが。
アレックスは「きっと最悪な旅になる」と心配していた。

監督は、マーヴィン・レモス。
脚本は、マット・ロペス。ジュディス・ヴィオルスト。
2025年にDisney+で公開された家族・ロード・コメディ映画です。

【主な登場人物】🗑️🪆
［カサンドラ］隣人・女性。
［クラウディオ］薬草の店。
［ジョエル］隣人・男性。
［チャボ］ロン毛眼鏡。
［メネンデス］ソレダド町長。
［ミッシー］レンタカー社員。
［ルーペ］チャボの妻。

⛲ガルシア家。
［アレックス］息子。
［ギル］祖父。
［クライド］愛犬。
［バル］母。
［フランク］父。
［ミア］娘。
［リディア］祖母。

【概要から感想へ】🚌👩🏻
ポスターもないし、誰も観てない……。
(Oh, My Gad!)

原作は、ジュディス・ヴィオルストが1972年に発表した絵本。
ヴィオルストは、1931年生まれ。ニュージャージー州出身の女性。
作家、児童文学以外にも若い頃は新聞記者としても活躍。精神分析研究者としての道も究めている。

シリーズは4作発売されているけど、1作目が分かりやすくて飛びぬけて面白い。
暗い、苛立ち、ネガティブな日常を、夢の国に行ければ全て解決する、の妄想で1点突破してくる。
読むと笑えて「ん、なわけない」と思わずツッコミを入れてしまう名作。

子供っぽい人の自虐ネタで、頭の中がいかに子供か、を表現してある。
共感できる人であれば、自分を客観視できる啓発的なつくり。
シリーズが進むほどにテンポが落ちて残念。作家が地位を確立して満たされ、苛立ちから解放されると、性悪な面が顔を出してそれはそれで嫌だ。
年をとるほどに説教臭く変化するが、まあ許容範囲ではある。

本作は『アレクサンダーの、ヒドクて、ヒサンで、サイテー、サイアクな日』(2014年)の続編。
どちらもディズニーではあるが、監督も出演者も人種も別。
話も繋がっていないので、何も気にしなくていい。

前作の方がより原作に近いけど、絵本を水で薄く伸ばしたような内容と、アレックスの欲求を満たしてしまう改変がネック。
無難なホームコメディに。
続編は、家族との横の繋がりが充実してドラマ性も高く、原作とは違った面白さがある。

続編の監督である、レモスは1989年生まれ。カリフォルニア州出身の男性。
ラテン系。
Netflixのテレビシリーズ『Gentefied/ヘンテファイド』のショーランナー。
タコス屋を営むメキシコ系の家族を描いたコメディです。
2010年からのキャリアで、今回が長編映画監督デビュー作。

脚本家もテレビの人です。

🚐〈序盤〉🍲🐶
ホームコメディに変化。
前作同様。アレックスが主人公なのかすら分からない。
全員を不満だらけの登場人物に。
原作ネタを再現しつつ、退屈なマシンガントークでありきたり。離脱フラグが立つが。
5分でサプライズとミステリー要素が提示されて、引き留められた。

絵本の再現だとテンポロスするのでつまらないが。
オリジナル要素で映画らしさを提示できればプラスに。
「この監督、一体何を見せてくれるのだろう」で、
才能を披露する、もフックとして機能するらしい。
なんだかんだ。惚れるとか。才能にひかれるって最重要な気がする。

ファミリーロードトリップ。
英気を養うために家族と過ごしつつ、旅行して動きのある絵作りができて今年にぴったりなテーマ。母親が主役だとなおよい。

ネタが一新。
原作から不幸や失敗談の縛りは継続しつつ、現代的なものに大幅アレンジ。
ドジっ子のドタバタネタが得意な模様。
(ちょっとくどい)

🚐〈中盤〉💿🦨
呪いを解く旅。
自分たちのルーツをたどるラテン系の物語、と融合してある。
「ファミリーヒストリー」なので、ぎりぎり日本でも可能なテーマ。
旅の映画がほとんど作られないのがあれだけど。
(旅行系YouTuberだったら沢山いるのに)

家族の団らん、ノスタルジー、動物。ゆるいボケがくだらなくてまったりできる。
制作がテレビで好評だったものを採用しているのか。
温もりが自然と流れている。

🚐〈終盤〉🍧🦅
旅を通して、秘密を打ち明ける勇気を。
常に本音でオープンな人がいれば、岩盤の奥底に本音を眠らせたまま隠し通す人もいる。
得意ふとくいで、
人によっては心を晒すのも夢の実現。

中には家族すら信用しない人もいるからね。
驚きがあり、受け入れがある。
隠し事をされている側も楽しめるので映画向きの題材。
最後に演説される自己満足よりは、すっと入ってくる。

【映画を振り返って】🏍️👴🏻
原作選び。
たとえば原作が、いい子ちゃんの感動秘話や、至極の名作だと原作ファンがブチ切れ、もあるが。
本作の場合は原作が性悪で、テキストの短い絵本なので無問題。最初からハードルが低く、監督の個性を活かせる余白がたっぷり用意されている。

こっそり雛形にしてオリジナルとして発表する場合も同じ。
元ネタが超有名だと「あ、ラピュタの真似ね」と一発でばれる上に、元ネタを越すためのハードルは異様に高く。
なので、できるだけマイナーで、評判が今一な作品を選ぶのが吉。
(世界でこの本好きなの俺しかいねー、的な)

「劇的ビフォーアフター」と同じで、改築の前の家の出来が悪ければ「なんて事でしょう」の驚きがあるので評価はあがる。

🚪胸の内。
普段明るく振る舞って合わせてくれる人の心の声。
お転婆風ファッションの姉、ミアすら引っ込み思案な性格なのが象徴的。
「へー、こんな風に考えるのか」で新しい発見。
協調性が高くて愛情がある人の本音が言語化されているので、ためになる。
普段お世話になっている優しい人が気を使わずに、できるだけ自然体で接してくれる関係性を目指したい。

🌮家族の絆を修復する。
現実だと出来ないこと。叶えたい願いを映画制作で形にする。
ただ、内側から出てくる欲望は人それぞれ。
中には、世界をぶっ壊して、好きな人達をホテルに閉じ込めて観察したい、なんて人も。
(ん？　それなんてユートピア)
本作の場合は、「家族と旅行したい」なので、気軽に楽しめる。

家族を取り戻すとか。寄りを戻す、って喜ばれないファンタジーなのか、
今の時代はあまり見かけない。
夫婦視点だと、元は他人、が邪魔しているのかも。
血の繋がりのある子供視点にすると切実さを帯びるので、心の奥底では希望する人は多いはず。
ドラマだと重くて白けるかもしれないけど、コメディだと「アホらしい」とか「夢ゆめ」と呆れられるので、逆に扱いやすそうではある。

👍他者肯定。
原作が母性本能を刺激するので、監督も愛情の強い人が集まってくる。
前作と似たような落ちがついているから、誰が撮ってもそこまで変わらないかも。
前作もそう悪くない気がしてきた。

「今回のレビューは気にいらねぇ」とか「お前は絶対に認めねえ」とか話が細かい。
(と言うか顔が怖い)
ご近所さんとは「こんにちは」とか「ご苦労さま」のような軽い気持ちで接すれば充分。
大らかさを手に入れた方が体によくて、家族にもいい影響を与える。
大陸でも旅行して、自分がどれだけちっぽけな存在なのかを知れば、大抵の事はどうでもよく思える。
肩の力をぬいて。
自分を認めてほしければ、まずは相手から。
人との縁が夢の実現を後押しする。

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