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Sister Midnight(原題)
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『Sister Midnight(原題)』に投稿された感想・評価

Omizu
3.6
【シッチェス映画祭2024 コンペティション部門出品】
カラン・カンダリ監督の長編二作目。カンヌ映画祭監督週間に出品、英国アカデミー賞では新人賞にノミネートされた。

ウェス・アンダーソンを彷彿とさせる一シーン一ネタのホラーコメディ。中だるみは感じるが、インドを舞台にここまで破天荒な物語を語っているのをこれまで観たことがない。

お見合い結婚をしたウマだが、家事も何もできず夫も夜の営みをしてくれない。人知れずフラストレーションを溜める彼女はある異変を感じ始め…

ある意味ではフェミニズム的映画とも言える。夫は別に悪い人じゃない。小心者で鈍感なだけの男だが、彼女には物足りない。

そんな日々の生活から抜け出すとあるアイデンティティに目覚める。キマッた映像、鮮やかな色彩が面白い。ウマの言動がかなり破天荒。何回「F〇ck」って言うんだろうってくらい口が悪い。

ある程度面白く観ることはできる。終盤展開がドライブしていく感覚はワクワクするし、コメディとしても笑わせられる。中盤少し同じパターンで飽きるが、終わり良ければすべてよし。日本公開も狙えそうな攻めた作品。
[インド、お見合い結婚したけれど…] 80点

Karan Kandhari長編二作目。主人公ウマは、子供の頃に一度会っただけの夫ゴパルとほぼ顔を合わせずお見合い結婚の末、ムンバイの片隅にある平屋の家にやって来た。しかし、夫は彼女に興味を示さず、夜遅くまで飲み歩いてウマを蔑ろにし、ベッドへの誘いの手も握手で返すという鈍感っぷり。すれ違い続けた結果、ウマは遠くのオフィスビルで夜間清掃の仕事を得て、完全にすれ違うことに…なるのだが、途中からウマが挙動不審になって明らかに様子がおかしくなっていく。基本的にはデッドパン・コメディということで、邪悪なウェス・アンダーソンとか言われていたが、彼の作品ほど台詞は多くない。彼女の不思議な行動を、人間を中央に置くベーシックな構図とリズミカルな編集で語らせるのだ。また、主な舞台となる自宅の構造も素晴らしい。玄関を開けると目の前が道路という環境で、家の中に電気がないのか常に真っ暗で、家の前の街灯の光がスポットライトのように強烈な陰影を屋内に投げ込んでいる。家にいるのに中央にいる人物とその周辺だけがボワ~っと浮かび上がってくるのだ。その"暗さ"は単に美的意識だけではなく、彼女の変化によって夜との"親和性"が上がっていく中で、彼女の新たな"家"としての空間が広がっていくような感覚を刷り込まれていく。結局、ゴパルも突然の結婚に戸惑っていただけだったので、そのへんも丸っと救える展開ならもっと楽しめた気もするし、"お見合い結婚"とそこからの解放の文脈が映画の外側にあるのが勿体ない気もする。それらをひっくるめて、何が起こるか分からないというドライブ感は今年随一。ちなみに、以前会った友人に"BFIは『ジョイランド』の成功以降、印パ系の人を主人公にした映画を作りまくってる"と指摘されてウォッチしていたが(『ポライト・ソサエティ』とか『サントーシュ』とか)、本作品もBFIが製作に入っていて笑った。
斜め上を行く展開だった。