このレビューはネタバレを含みます
10年ぶりぐらいに再鑑賞。
金なし弱小球団アスレチックスのGMのビリーが、名門大の経済学部卒のピーターと出会い、データ野球で球界の連勝記録を打ち立てた実話を描く。
やはりめちゃくちゃ面白い。
もう最初のブラピとジョナ・ヒルが出会うとこからずっと面白い。
旧態依然とした考え方のスカウトや監督と衝突しながらも、データ野球を信じて貫き通したビリーの姿は開拓者だなぁと思うし、彼が欲しかったのは記録ではなくて、チームの優勝だと言い切るとこがカッコイイ。
ビリーが若い時に野球選手だったけど、花が開かずに裏方に転向したという事実も挟まって、ブラピの演技も相まって凄く入って行きやすいなと。
他球団とトレードの交渉するところとか、選手にクビを言い渡すところとか、シビアなところも見せつつ、最後の20連勝の記録を打ち立てるところはやっぱり爽快であった。
最後のレッドソックスの高額オファーを蹴って、アスレチックスに残る選択をしたところも痺れるなぁ。
当時は全く注目してなかったけど、20連勝の決め手になったハッテバーグ役はクリス・プラットだったんだな。
大成したなぁ。