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小さな命が呼ぶときのtotoruruのレビュー・感想・評価

小さな命が呼ぶとき(2010年製作の映画)
3.8
実話ベースのヒューマンドラマ。

先日『ライオン 25年目のただいま』を鑑賞。
実話ベースのヒューマンドラマってやっぱイイなと思い、アンビリバボー繋がりでこちらの作品をチョイス。

自身、二度目の鑑賞になります。


不治の病にかかってしまった愛する子供を救うために、インディアナ・ジョーンズとリック・オコンネルの二人の冒険野郎が幻の秘薬を求めて世界を飛び回る冒険活劇…

…ではなくて

シリアスなヒューマンドラマです。

4万人に1人が発症するという難病で平均寿命9年と言われるポンペ病。
その病にかかった子供達を救う為に奮闘する父親と協力する博士を実話に基づいて描いた作品。


ブレンダン・フレイザーが、子を思う父親を上手く演じてたと思う。

愛する我が子のために、全てを投げ捨て新薬の完成にかける父親。
その思いに、胸が熱くなる。

若干空回りして余計なことしてる感も否めないが、状況を考えると仕方ないところも。


またストーンヒル博士を演じるハリソン・フォードが、頑固で偏屈な博士という役柄でイイ味を出している。

研究一筋の博士が、自身が研究している病気(ポンペ病)に掛かっている子供と初めて接した時の戸惑い。

そして“研究のため”から、“子供のため”に変わって行く感じがとても良かった。


極めつけは、終始仏頂面だったストーンヒル博士の笑顔からの、エンディングの『change the world』。

終わり方も最高!



おまけ

これDVDのジャケットかっこいいよね😆
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