レオピン

コマンドーのレオピンのレビュー・感想・評価

コマンドー(1985年製作の映画)
3.7
脂ののったシュワちゃんの魅力全開作。公開当時38歳。

冒頭、不穏な殺人と放火からの、山小屋での仲良し親子。ハムのCMのようなタイトルバックに新鮮さを覚える。逆におしゃれ。

娘ジェニー役のアリッサ・ミラノがかしこ。この人は日本でだけ異常な人気のスターよね。
監督のマーク・L・レスターも、ほぼヒット作は『炎の少女チャーリー』とこの作品だけ。あっ、『クラス・オブ・1999』を忘れてた。
ベネット役はヴァーノン・ジョージ・ウェルズ。あっ、『マッドマックス2』のウェズ役だったか。

この映画、セリフが一々笑える。もう「人を殺して捨てゼリフ」のオンパレード。
「彼は死ぬほど疲れているんだ」
「あれはウソだ」

大破した車がなぜか次のカットでなおっているという、つなぎがいい加減なところも昭和な感じでゆるいのだ。
警察も軍も、あれだけ大暴れをさせておいて最後にフラッと聴取もしないで帰っていく。法律関係ないのかなw

ご都合主義でどんどん突き進んでいく感じもまるで気にならない。YouTubeでかわいい動物の動画をみているように、ずっとシュワちゃんを愛でていたいといった気持ちが勝るのな。


⇒元グリーン・ベレーの黒人クック役のビル・デュークは『天使にラブ・ソングを2』の監督としても有名。
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