鍋山和弥

帝都大戦の鍋山和弥のネタバレレビュー・内容・結末

帝都大戦(1989年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

前作『帝都物語』より、複雑で、ドラマ性のあるストーリーとなってます。戦時中の日本が、舞台。敗戦濃厚の情勢。起死回生を狙い、呪術を使い、相手を呪い殺すという、手段に出る。こんな始まり。長きに渡る戦争で、帝都も、犠牲者を、多く出し、その怨念の集まりが、『カトウ』を、復活させる。戦争の怨念。『ゴジラ』に近い所がありますね。人間の怨念。恐ろしいのは、怨念だろうか?いや、真に、恐ろしいのは、怨念を、生み出す原因となった、人間の、尽きない欲望。欲望の犠牲こそ、人間の怨念を、生み出す。
鍋山和弥

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