このレビューはネタバレを含みます
元気のないキャラの竹中直人は珍しい──人生初石井隆。普通ならカットが割れるところが全然割れない。港のシーンとか信じられない。とはいえ相米慎二のような、枠を破壊してくる異物感はない。普通じゃない(しか…
>>続きを読む『石井隆 Returns』没後三年特集上映の一本目として劇場で鑑賞。
1993 年の本作は監督第四作目にあたる。
竹中直人 に 余貴美子。前半は散漫な印象だが、中盤過ぎから俄然良くなる。
『名美と…
苦しみ続けたこれまでを捨てて、ケンケンパをしながら高いところに登る名美の姿は、さながら子供のようで、涙が出そうになった。見えなくなるほど遠い場所ではしゃぐ彼女の姿は、子供が遠くへ行く心配さからなのか…
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