なんかもう画面の濃度が凄い。登場人物に情念が貼り付いてる感じ。社会のはみ出し者たちの不器用な生き様。ねじれた愛と暴力の行く末。濃すぎて腹一杯。
余貴美子は、まさに名美。(石井隆監督がタレント名鑑で彼…
元気のないキャラの竹中直人は珍しい──人生初石井隆。普通ならカットが割れるところが全然割れない。港のシーンとか信じられない。とはいえ相米慎二のような、枠を破壊してくる異物感はない。普通じゃない(しか…
>>続きを読む『石井隆 Returns』没後三年特集上映の一本目として劇場で鑑賞。
1993 年の本作は監督第四作目にあたる。
竹中直人 に 余貴美子。前半は散漫な印象だが、中盤過ぎから俄然良くなる。
『名美と…
苦しみ続けたこれまでを捨てて、ケンケンパをしながら高いところに登る名美の姿は、さながら子供のようで、涙が出そうになった。見えなくなるほど遠い場所ではしゃぐ彼女の姿は、子供が遠くへ行く心配さからなのか…
>>続きを読む世代的に俺は石井隆映画を
「GONINサーガ」しか劇場で観た事無い人間だったので、クラシック中のクラシック「ヌードの夜」を劇場で観れる事自体感動的。
そして・・・このまま夜が明けるまで愛でたいと思う…
文学にせよ映画にせよ、この時代独特の空気ってなんかあると思うんだけど。どうだろか。
2人の映るカットはすべていい。特に部屋のシーンはどれも垂涎もの。美術もよくてね。
好きなシーンは、救急車を呼んで帰…
@HUMAX CINEMA 池袋 トークショー付き。
竹中直人さんから、石井隆監督についての興味深い話がたくさん聞けた。
(竹中さんはあまり映画のことは語りたくなさそうだったが)
この映画は学生の…
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