産まれた土地を離れて異国で生活する難しさ。家族といえど他人である夫婦という関係性。
見ないふりをしてきた歪みが子どもが消えた事で噴出する。
どこか常に曖昧でそれぞれの役割を演じている感が強い夫婦。…
"好きだったことがもう思い出せない"
キラキラ時代回想が無いある倦怠夫婦もの。子どもを挟みなんとか保ってきた関係が、徐々に、そして確実に壊れていく過程がリアルで痛い。不協和を妥協できるものを失った…
ジェーン役のグイ・ルンメイさんが凄すぎて。
人形と心身一体になって一人芝居してるシーンが忘れられない。
火のない所に煙は立たないとはいうけど、それぞれの不安の火種に、妄想が燃料を投下して暴走していく…