ちぇるごまる

レンタネコのちぇるごまるのレビュー・感想・評価

レンタネコ(2011年製作の映画)
3.6
予備知識なしでの鑑賞。
荻上直子監督作品。

猫に好かれ、数匹の猫と暮らす若い女性。
同居していた祖母が他界してから古びた一軒家に1人で暮らしている彼女。
自宅の猫を、心に穴が開いてしまった寂しい人にレンタルしている。
孤独な老婦人、単身赴任中の男性、レンタカー屋の若いスタッフ、
中学時代の嘘つきな同級生…皆んな心の穴を猫で埋めたいと申し出る。
猫に癒される人々。
人々に猫をレンタルし、相手が幸せになることで癒される主人公。
巡り巡る癒しの連鎖が優しくゆるいドラマ。
主人公役の市川実日子の自然な演技と色彩豊かなファッションが好印象。
小林克也が隣家のおばさん役で出演していたのもツボだった。
猫好きにはたまらない、犬好きも楽しめる映画と言えるだろう。
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