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世界最速のインディアンのnakajiのレビュー・感想・評価

世界最速のインディアン(2005年製作の映画)
3.5
1000cc以下のオートバイの最速記録保持者バート・マンローの実話に基づいて作られた

記録と逸話は事実ですが、あくまでフィクションですが
なかなか興味深い作品です

普段見るレースと違って、ただただ真っ直ぐ走ってスピードを競う
原付で80kmを出した時の振動を身をもって体験したことがあるので、その振動とふらつきは半端ない
命の危険がありますから

ちなみに転倒シーンは、車だけれど160kmでカーブを曲がりきれず崖に激突した事があるので、感じがよくわかる

ソルト・フラッツはアメリカの塩湖にある塩の平原なんだそうです
一面、塩で真っ白
それだけでも見に行きたいですね

アンソニー・ホプキンス扮するこのオッチャン、60過ぎであっちこっちで女性をつまみ食いするのはフィクションだろうけど、あの歳で、あの危険なレースに出るのは頭が下がります
史実によると70過ぎまでレースに出ていたらしい

アンソニー・ホプキンスのようなダルダルの身体では無理だろうけどね

夢を追わない人間は野菜と同じだ

まあ、あの歳でモチベーションをたもてる人は好きにすればいいけど

夢に縛られる人生もどうかと思う
人生の価値は人それぞれです
気楽に生きればいい

インディアンはかつてハーレーダビッドソンを凌駕するオートバイだったそうです
スティーブ・マックイーンや力道山の愛車だったり、日本でも警視庁で採用されたりしたとか
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