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スティール・ウォーター
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スティール・ウォーターの作品紹介

スティール・ウォーターのあらすじ

18 歳のミカンとマヤは、東京の郊外にある熱帯魚屋で働きながら、退屈な夏の日々を過ごす。ある日、珍しい魚を店の店主が手に入れたことで、2人に一生に一度のチャンスが訪れる…。思春期の痛みや不安定な成長を描く物語。

スティール・ウォーターの監督

ヘンダーソン明

原題
Still Water
製作年
2025年
製作国
日本
上映時間
21分
ジャンル
ドラマショートフィルム・短編

『スティール・ウォーター』に投稿された感想・評価

KUBO
3.5
『スティール・ウォーター|Still Water』

Short Shorts Film Festival & Asia にて鑑賞。

大好きな俳優さん「入江崇史」さんが出演しているので楽しみにしていた作品。

今回の入江さんはアロハシャツの熱帯魚店の店主。このお調子者の店主が「アルビノなんちゃらかんちゃら(忘れた)」って言う珍しい魚を見つけたことで大騒ぎ。

そして、そこでバイトしてる女子高生2人のちょっとした出来心が、でもかなり大胆な企みが、それまで波の立たなかった水(=彼らの青春)に波紋を立てる。

「みかん」はネガティブ、脱したのかな?

気軽に見られる青春もの。
arch
1.6
つまんない
主人公の女の子の心理に一瞬も重なることなく、惹かれることなく終わる

冷笑的で自己中心的なやつが、そのまま特に変化せずに終わる。
本作を成立させるだろう彼女への同情や共感は、この映画には、生まれるはずもなく、ただ造り手の中にあるだけの感情でしかない
SSFFにて鑑賞。予備知識なし。

とにかく主人公を含めた人物全員の描き方がお粗末。人物描写が雑。
登場人物全員が雑に描かれているだけに深みや背景が感じられなかった。

観客として感情移入するには、その人物の内面や行動に納得するような説得力が必要だと思うが、それがほとんど見られなかったことで感情移入もできず。結果的に物語が進んでも、誰に共感すればいいのか、誰の視点でこの話を追えばいいのかが分かりづらく、作品全体の未熟さがより目に付いた。ただ時間だけが過ぎていった。

各キャラクターがただ配置されているだけで、特に主軸となる女性たちの心理描写や背景がまったく見えてこないため、なぜそのような行動に出るのか、なぜそのような言葉を発するのかといった基本的な理解がないまま、話が何となくで進んでいく。主要人物女性の内面やバックボーンも想像できないままなので、出来事だけがただ起こる構成に感じた。

話のセットアップに完全に失敗しているように感じる。

前半部分はコメディタッチのような軽妙な空気感での演出が散見されたが、あまりに現実味がないと感じる設定箇所も多々あり、その上、人物描写がいい加減なので、ぶっ飛んだコメディにしたかったのか、青春モノに寄せたいのか、その意図が伝わってこず、最終的に「これ、ジャンルは何?コメディ?ん?青春モノ?人間ドラマ?」と、普段なら意識しないようなことまで考えてしまった。

「語らずとも匂わせる」ような繊細な演出もなく、主軸の女性らの状況や考え、思いがみえてこず、その割に不必要とも思える登場人物のシークエンスが無駄に長い。
故に物語の芯を掘り下げるべき時間が無駄にどんどん削られているように思う。

主要女性らへの理解が浅いまま話が進み、話の中で内面が掘り下げられていくことも特にないので、彼女らの行動も発言も観てる側にとっては全てが急。
こうなってくると、続けられても、本来感情移入してもらうべき主人公の女性が、ただただ身勝手な頭の悪い女性でしかなくなり、実際、私はそう感じた。
彼女たちがどうなろうと「正直どうでもいい」としか思えず「この人たちがどうなろうと正直知ったこっちゃない」と思ってしまった。

クライマックス近くで主軸の女性2人の掛け合いにおいても、セリフの内容そのものは「なるほど」と思わせるようなものもあったが、そこに至るまでの人物理解がないため、「あ、そうなの?……いや知らんがな」という冷めた感想しか出てこなかったのが正直なところ。
そこで台詞と同時にそんな人物と分かっても、もはや何の意味もなかった。
物語のあとに描かれる“その後”のようなパートも、釈然としない時間経過後みたいなのを見せられ……

もっと丁寧に描くべき主人公たちの内面が描かれずじまいでは、行動が唐突で意味不明に映る。結果として、彼女たちの選択や変化に対して、「なぜそうなるのか?」と疑問が募る一方で、納得に足る描写は最後までなかった。
結局、物語の根幹に関わる人物たちすら「誰でもよかったのでは?」という印象。

人物描写の薄さと、そこからくるストーリーの曖昧さは“完成度”に繋がって、全体的に未熟さが目につき、厳しい評価を書いてしまった。。。
とはいえ、この作品を決して全否定というわけではなく、自主制作映画にありがちな“粗さ”の中に「本当はこういう事を描きたいんだろうなー」という制作者の思いが確かに感じられる作品でもあった。
追いついていない部分が目立つ一方で、何とか伝えようとする制作者の気持ちは滲んでいる作品。
その“意志”に少しでも触れることができたのは、わずかではありますが救い。