おすすめ度★★★☆☆
(興味があるなら観てほしい)

息子2人を育てるボクサーの男。

妻が居ないため、試合の前でも
一人で育児もしなければならない。

試合は公式のものでは無いので
息子たちを留守番させていきたいのだが
駄々をこねるので連れていくことに。

さらに次男は
試合前の大事な時に、歩くのが疲れたので
肩車をして欲しいと言い出す…。

試合会場に着き、バンテージを巻いていると
トイレに一人で行けないと言い出す…。

というようなワンオペ育児ボクサーの
ショートフィルムでした。

父が夢を追っているわけでは無く、
生活費を稼ぐ手段として試合に挑みつつ
大事な息子を育てないといけないという
板挟みという状況に、思わず同情😦

次男には父の苦悩が
今はそれほど伝わってはいないようですが
成長するにつれ、きっと尊敬するように
なるような気がします…


累計視聴回数：1回

短編小説に着想を得て作られたショートフィルム。15分。🇭🇺

違法なボクシング🥊試合に臨もうとする主人公。
でも、幼い子ども2人を妻は迎えに来ず…。


きっと離婚しているのかただ別居しているのか、夫婦の仲は悪い。
子供を迎えに来ない妻。仕方なく夫は試合会場に息子を連れて行くのだが…次男はわがままばかり。

イラつきながらも息子を放っておくわけにもいかず、自分のペースを乱されながら試合に臨む。

この主人公は決して無敵なわけじゃない。
でも食べていくためには試合に出て稼がなければならない。

子ども（特に次男）は状況をきちんと理解してるわけじゃない。そりゃ10歳にも満たない子どもだもん。
でも、子どもにとって「パパは最強」。
きっとその言葉に背中を押されながらこの先生きていくのだと思う。


【余談】
携帯電話の着信音が時代を感じさせる。
曲名は分からないんだけど、いつだったかオーケストラのコンサートでマナーモードにし忘れて鳴っちゃった時に、機転を効かせた奏者が即興演奏していた記憶。

• #ちょめろ短編2025
• #SSFF2025

子育てと仕事の両立の難しさ、そして親としての葛藤を感じるショートムービーでした。

親としてこうしてあげたい、でも現実はそう簡単じゃないし甘くないって考えさせられる。

SSFF