髙橋佑弥

救命士の髙橋佑弥のレビュー・感想・評価

救命士(1999年製作の映画)
4.0
命を救えず病んだ救世主の地獄の三夜(...と三人の相棒=バディ映画3本連結)が度を越した喜劇として描かれる。躁と鬱の唐突過剰なスイッチ。職業は救命士だが、本質は"スーパーヒーロー"映画。"スーパーマン未遂"ニコラス・ケイジ主演…的確配役。脚本のシュレイダー色濃厚。超イイ。

まさかティム・バートン監督予定で流れた企画…ニコケイ版『スーパーマン』(1998)が、スコセッシ×シュレイダーの手によって平然と実現しているとは思わなんだ。スコセッシの中でも相当良い方。

2020/06/03
髙橋佑弥

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