髙橋佑弥

ペーパーチェイスの髙橋佑弥のレビュー・感想・評価

ペーパーチェイス(1973年製作の映画)
3.5
法科大学院青春群像。全篇"水平方向"の映画…徒歩徒歩徒歩!講義室と図書室と自習室が尺の8割を占めていて、否が応にも大学生活を思い出す。夜間図書室侵入や安ホテル缶詰試験勉強…ロマンある。勉学一筋単調生活の悪くなさがここにある。戻りたくなる時もある。

編集のウォルター・トンプソンは、『若き日のリンカン』とかもやってる大ベテランで本作は晩年の仕事(2年後の1975年に死去)。ほかには『地獄への逆襲』『歩け走るな!』『サイレンサー殺人部隊』『ゴングなき戦い』など…ブリッジスとはひとつ前の作品(=初監督作)『受胎の契約』から。

2021/01/24
髙橋佑弥

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