映画館にて鑑賞。
2024年最初の一本でした。
非常にしんどい!
一緒にバカなことしてたはずの友達とすれ違っていってしまう悲しさとか、うっすらと男を嫌う潔癖性を持ちつつの恋愛の気持ち悪さとか、決めたくないし決められないのに決断を迫られる焦燥感とか、そもそも世の中全部嫌だし何もかも投げ出しちゃいたいなとか、思春期で経てきたものからアラサーでも共感できる感情まで詰め込まれていました。
一方で、主人公はまだ十代なのでいろいろ悲観しすぎな気も……。まあこのくらいの年だと世界の終わりみたいな気持ちになっちゃうのもわかるし、ある意味それが表現されていると言えるかもですね。
スカヨハがひとり大人になっていくのが顕著に服装の変化に表れていて、美しかったです。
あと、ダサいオタクのスティーブブシェミがなかなかハマっていてかわいい(笑)
キッチュというかなんというか…なファッションとインテリアは、趣味じゃないけどおしゃれでした。