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ロゼッタのアァーーーーーーのレビュー・感想・評価

ロゼッタ(1999年製作の映画)
4.9
「息子のまなざし」「少年と自転車」に続いて3本目。
ダルデンヌ兄弟監督作品の中でも個人的に一番衝撃度が高く、テーマや社会と文化的情勢を分かりやすく配置して、登場人物の少なさも含めて分かりやすいストーリーなので人にもオススメしやすい。

「息子のまなざし」までとはいかないが、基本的にはアップショット中心の撮り方で、周りの風景は見えない。
「息子のまなざし」の様な埃っぽいボヤけたアナログの独特の質感ではなく、デジタル風なキレイな画質。

監督特有の言葉なき感情をカメラに淡々と収め見る者を揺さぶる。
様々な伏線が繋がり、監督特有のエンディングで驚愕。

女心は分かりにくい。
だが理解は出来る。
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