チャップリンがヒトラーの独裁政治を批判した作品として非常に有名である。またユダヤ人迫害の背景を重点的においている。
チャップリン映画初の完全トーキー作品としても有名であり、世界史の授業などに扱われるほどの教訓が詰まった映画。
序盤、第一次世界大戦中の飛行機事故により床屋のチャーリーは20年間記憶を失う。彼が記憶を戻し床屋の職に復帰しようとしたときには既にトメニア政権が自由と民主主義を否定しユダヤ人を迫害する酷い社会状況に変貌してしまっていた。
自由を取り戻すためチャーリーは諦めず、訴える。
最期の演説に全ての想いをのせて。。。
あの名演説。今の時代に聞いても心に十分残る。そしてこれからの世の中にもこうした心に十分残る経験をチャップリンの演技を通じて受け継いでいって欲しい。
チャップリンが願ったもの、伝えたかったもの。しっかり受け止めなきゃならぬ。