真実を大事にしたいと思うベテラン記者と、数字が大事だという会社、そして世間。
プロもアマも止まらない報道合戦で、事件の真相を追っていく。

ネットに踊らされているのは、本当に私もその通りで耳が痛いけど流石にここまでは。と、思うもありそうで怖いなぁと気分が悪くなった。

真実がわかるまで何日位の話だったのかな。

ベテラン記者をやったのは、「わたしのお母さん」のあの人ですね！色々出ている人なのかしら。貫禄も超ベテランだった。
そして、ロングシーズンのあの女の子も出てました！！
久しぶりのホアンシュアンは、特別出演でしたね。

東京・中国映画週間
2025 CHINA FILM WEEK IN TOKYO

真実とは何か、誰が真実を作るのか
誰もが「発信する側」になれる時代、報道のあり方を問うサスペンス

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手段を問わず報道と向き合い、自らも冠番組を持つ程の敏腕記者の主人公
雨の日の夜、彼女の元にある不可解なスクープが飛び込んでくるところから物語は始まる

難病に侵された少女と、彼女の担当だった看護師とが病院の屋上から転落する
転落の瞬間を目にした少女の母親は「あの看護師が娘を殺した」と半狂乱で訴えるものの
主人公が真相を報道しようと躍起になればなるほど、事件の潮流は二転三転していく

新しい情報が明らかになるたびに、主人公が共々見ている側も翻弄され
展開が速く、中盤ダレることもない
期待以上のサスペンスでした
真相がある程度見えてきてからの決着の付き方も、個人的には好きです

誰もが「発信する側」に回れる時代に報道倫理を問う、という主題はありがちなようで
中国という圧倒的なネット人口を抱える社会が舞台となることで
一国の中だけでパニックホラーにも近い規模の物語を描いていて
見た甲斐がある作品でした

求全国公開