よく知らないで観たが、結構笑える。こういうコミカルさは韓国映画は上手いなと思う。この映画がもとになって『オクジャ』みたいな映画も撮れたのかもしれないなぁと観ながら思った。同じチームなんだろうか？（想像）
話の展開などにはあまり期待しない方がいいし、細かいこと気にしちゃ駄目系。日本映画にもよくある「政府や機関が介入してきて、社会全体がなんだか混乱におちいる感じ」の流れ。人が組織として動くとどうなるのかという要素が主要キャラの周りに散りばめられている。組織からは特にこの人というような人物は出てこず、上から命令されて動くただの団体という存在で（人物個人にスポットライトが当たらない）、そこがアメリカ映画と違うところかなぁと思った。
家族のキャラがそれぞれいい。最初の御葬式シーンは最高だった。
怪物のデザインはどうだろう…。あの体重をあの足で支えられるのかとか長い尾の振り幅はどのくらい認識してるのかとか水の生物が地上であれだけ機敏なのは無理があるんじゃないかと色々思った。そこらへん、少々残念。いや、深く考えては駄目だ。
