「デス・ウィッシュ」前に、本家「DEATH WISH」である「狼よさらば」を鑑賞。
チャールズ・ブロンソンを見ると「う〜ん、マンダム」としか言いようがないな(^^)
ジャズをメインにした劇伴がカッコいい。チャールズ・ブロンソンは強盗に妻を殺されたというのに、冷静沈着で渋〜い。
頻発する強盗シーンは、ほぼ地下鉄。確かにこの頃のニューヨークの地下鉄は危ないから乗るなって言われてたな。
「ここは銃社会だ。ここでは夜中に街や公園を歩けるぞ。強盗やったら逆に撃たれるからな」ツーソンの友人から送られた一丁の「拳銃」が男を変える。
夜の闇に紛れて悪を討つダークヒーロー。これは「バットマン」だな。警察との追いつ追われつは「デスノート」っぽくもある。
意味深なラストは、自衛のための銃社会アメリカを肯定しているのか? 私刑を肯定するようで実は銃社会への大いなる皮肉なのか? どちらにしても、ただのガンアクションだけじゃない、問題提起を含んだ名作だ。
さて、44年経って作られたリメイクは、どんな出来かな? 新作レヴューは明日。