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幸せのレシピのkojikojiのレビュー・感想・評価

幸せのレシピ(2007年製作の映画)
3.8
2007年 アメリカ 監督スコット・ヒックス 主演キャサリン・ゼタ=ジョーンズ

 キャサリン・ゼタ=ジョーンズの映画を久しぶりに見た。マスク・オブ・ゾロは1998年、エントラップメントが1999年だから、もう20年も前になる。その頃好きな女優の一人だった。この映画はそれから7年後の作品だが、少し年を取られているものの相変わらず美しい。
 シェフのケイトは交通事故で亡くなった姉の子ゾーイを引き取るがなかなか心を開かない。彼女は彼女で本人に自覚はないもののセラピーに通わされていて、どこか心は閉ざされている風だ。
 妊娠した副料理長にかわってやってきたニックにゾーイが心を開いて行くにつれ、彼女の心も次第に、少しずつ開かれていく。そこの描写がうまく描かれていて、なんだかジーンとしてしまう。いつの間にか涙が少し。これがつまり、「幸せのレシピ」なんだろうか。
 大きなドラマもなく、ハッピーエンドが爽やかで気持ちいい。疲れた時にはこんな映画に限る。それで、評価は面白いの3.5を超えて、最高に面白いと4.0との中間3.8
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