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名もなき反逆者 ロシア 愛国教育の現場で
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『名もなき反逆者 ロシア 愛国教育の現場で』に投稿された感想・評価

4.5
教室に戦争が入ってくるまで。

アカデミー長編ドキュメンタリー映画賞ノミネート作品、鑑賞3作品目。
日本ではNHK「BS 世界のドキュメンタリー」で前後編に2つに分けられて放送されました。
現在NHKのアーカイブやU-NEXTで見ることができるのだけど、どうも2/11の23:59以降、観られなくなるそう。
もしかしたら、アカデミー賞でノミネートされた都合で一本にまとめて上映されるのかしら。。。?


原題:「Mr. Nobody Against Putin」

舞台はロシア・ウラル地方の工業都市カラバシュ。
「世界で最も汚染された町」とも呼ばれる、人口1万人ほどの小さな町だ。

そこで学校行事の運営を担い、ビデオ撮影係として生徒たちの日常を記録してきた青年教師パシャ。
彼にとって学校は、子供たちが自由に集い、考え、表現できる場所だった。自分自身がかつて孤独な生徒だったからこそ、子供が子供でいられる時間を守りたいと考えていた。

しかし2022年2月、ロシアによるウクライナ侵攻が始まったことで、その学校は急速に変質していく。
愛国教育は義務化され、授業、朝礼、歌、行進――あらゆる活動が国家の台本に沿って再編され、それを「正しく実施している証拠」として撮影・提出することが求められるようになる。

やがて教室は、学びの場から、戦争を正当化するための装置へと姿を変えていく。
生徒たちは原稿通りに発言することを求められ、卒業生は次々と徴兵され、町では死者が出始める。
それでも、その現実は正確な数字としては語られず、静かに覆い隠されていく。

パシャはその過程を、自らのカメラで記録し続ける。
教師として、撮影係として、そして一人の市民として、何がこの学校で起きているのかを残すために。

やがて警察の監視が強まり、この映像をロシア国内に留めておくこと自体が命の危険を伴うようになる。
それでも彼は撮影を止めず、最終的にすべての映像を携えて国外へと脱出する。

本作は、愛国教育が始まってから、ひとりの教師が命をかけて国外へ持ち出した、極めて貴重な記録映像によって構成されたとても興味深いドキュメンタリー作品。



これは「見て感じる」ドキュメンタリー

この映画、細かい出来事を逐一メモして追うタイプの作品というより、空気が変質していく感覚を浴びる映画だった。

舞台になったカラバシュはロシア辺境の地。
ソ連時代から続く銅精錬によって、二酸化硫黄と重金属(鉛・ヒ素・カドミウムなど)を長年垂れ流してきた結果、「世界一汚染された町」とも称される。
平均寿命38歳と揶揄されることもある地である。
(特定の時期・特定の統計を切り取った、象徴的な表現ではあるけれど、実際に癌や呼吸器疾患、心血管系疾患の発症率がロシア国内でも異常に高いので、あながち間違いではない(;´Д`))

植生は壊滅し、川は強酸性で生物がほぼ生息できず、周囲の風景が「終末のよう」「火星みたい」と言われ、以前はYouTuberが面白がって撮影にきていたことでも有名である。



それでも彼らはそこで暮らしている。
生まれ育ち、工場で働き、よそにも行けない。

外から見ると「地獄みたいな場所」でも、内側から見れば、当たり前の生活をしている姿を映している。
鑑賞していると汚染されていることは完全に忘れていた。

パシャが語る「この町が好き」「灰色の建物やパイプが好きだ」という言葉は、決して皮肉ではなく、汚染と共に生きるしかなかった人間の、切実な愛着でもあるのだろう。


普通なら「中央の戦争の話は、ここまで届かないんじゃないか」と思ってしまうくらいの田舎であるのに、そんな場所にまで、じわじわと侵入してくる戦争の影。
それがとても怖い。

愛国教育を中央から命じられ、教育カリキュラムが変わっていき、卒業生の髪が剃られ、友達が抱き合って別れ、墓地で名前が読み上げられていくーーー

そして何より恐ろしいのは、その死や犠牲の数字が、正しく共有されないこと。
その圧のかかり方が、都市でも前線でもなく、この田舎町でも理解できることがリアルで、息苦しい。



本当にじわじわと変わっていく姿が怖い。
よく、この映像を持ち出せたなあと思う。


今のところノミネート作品を三作みたけど、暫定一位。
これぞドキュメンタリー!!というべき作品でした。

良い作品なので、2月12日以降どこで見られるのかわからないのも心配です。。。

内容に触れるnote
https://note.com/chinaco_cinema/n/ne979e6b4daf8?sub_rt=share_sb


フィルマの登録出演者が滅茶苦茶豪華になってるのはご愛嬌(*/∀︎\*)
Filmarksへのレビューで知り、これは衆院選の結果の出た今だからこそ観るべき作品だろうと感じて配信で視聴を試みたのだが、現時点では「後編」のみの視聴(事情は後述)。
であるので、スコアは付けず。

作品の概要はフォローさせて頂いている方のレビューや他の方のnote記事等である程度把握はしていたのだが、映像で目の当たりにする衝撃は想像以上だった。とにかく胸が痛んだ。

平穏な子どもたちの学舎に軍靴の響きが聞こえ始める光景は後編には直接は映されていないのだが、それでも、独裁者(独裁制)の恐ろしさ、「愛国者」たる教育者の異様な佇まい、傭兵(ワグネル)達が子どもらに「教育」する光景のおぞましさなど、筆舌に尽くし難かった。

(NHKオンデマンドで視聴したのだが、2/9時点では前編は月額サブスクのみ、後編は単品購入可となっていたのだが、僕はそれに気づかず最初に後半のみ単品購入してしまった。そのため、月額サブスク購入しての前編視聴は今回はスキップ。いずれ機会があれば前編も視聴したいと思う)
ひば
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アカデミー賞長編ドキュメンタリー映画賞ノミネート作品。『名もなき反逆者 ロシア 愛国教育の現場で』というタイトルで放送。欧米での光景とさほど違いが見当たらないロシア田舎町にある学校にて、政府の方針に従っている証拠となる愛国教育の映像提出が求められることになり、その困惑した現場の変遷を撮影し続けたもの。地獄とはここを指す。絶望という言葉がカバーする事象の多様さに気が滅入る。あまりにあまりのことの連続である。何度か目をそらした。国旗入場儀式で明らかにしらけきる低学年の生徒は他人事、あっという間に徴兵される生徒の顔はかたく諦めを感じる。そして自分は"子供が戦争を愛する教育"に荷担する。「国を愛するということは国旗を掲げることでも国歌を歌うことでもなく、"我々には問題がある"と言えること」撮影者の悲痛な叫びである。しかし極右教鞭にて「みんなと異なる意見は排除しろ、そうすれば分断は起きない、国を愛さないなら出てけ。この国に暮らしながら国を愛さないのは寄生虫と同じ」には悲しいかな親近感。『小学校 それは小さな社会』(英題:THE MAKING OF A JAPANESE)では撮影が2021年コロナ真っ只中であらゆる規律が追加され軍隊かよとレビューにもあったがどこか異世界空間みもあった。一方2022年にウクライナ侵攻が始まりロシアの学校では粛々と子供も戦争を進めていた現実があった。ワグネルまで教育に介入し、戦争につぎ込むための資源を製造する装置と化す学校。クリミア併合を"クリミアの春"と表現していたことにそれなりの衝撃を受けたが物は言いようである。部分的に見れば、"ただそうするようにしただけ"に映る些細な出来事も、連続で見れば恐怖映像となんら変わりはない。「人々が言いたいことを言える自由の国だったら僕はここにいられるのに」この言葉は重く受け取らねばならない。政府の方針に協力すれば恩恵は莫大であり、非協力は死に繋がる。この極端さが思考の隙間を決して許さない。そして人々はなぜか極端さが持つ強固な力に激しく引き寄せられるのだ。まるで自分が力を持ったかのように錯覚し、その自分に見合った多くを欲しがり、戦争を起こすのだ。このシステムのなかでは子供は『どうのように生きるか』という答えにも問いすらにもたどり着けないまま戦場に投入され象徴にされ未来の投資にされる。死後の世界を説き命をなげうつよう促すその光景は、かつて日本の宗教界が行っていた光景と同じである。我が国今年の流行語大賞の茶番ぶり(まぁ毎年論ずるに値しないが)がこの映画のなかにも似たような形で撮影されており心底ぞっとする。お顔が出てる親族や生徒のみなさんは大丈夫なのでしょうか。
2月はウクライナ侵攻が起きた月ですからこの時期このようなドキュメンタリーや特集は増えます。それが一時に留まらずに忘れることなくいられるよう。どうしてもレビューを残したくてfilmarksにこの作品情報を申請したのですが、数日で追加してもらったのはいいもののキャスト欄がとんでもないことになっている


U-NEXTで2/11まで前編後編共に見れるようです
https://video.unext.jp/episode/SID0024375/ED00765139