ダスティン、レッドフォードの新聞屋
2010年7月4日 18時49分
1976年、監督アランJパクラ。脚本「明日に向って撃て」のウイリアムゴールドマン。アカデミー助演賞受賞、NY批評家協会賞助演男優賞ジェイソン・ロバーズ。アカデミー脚色賞受賞ウイリアムゴールドマン。NY批評家協会賞アランJパクラ。
70年代、アメリカ映画で一番熱い時期で大好きな時代であります。油の乗り切ったダスティンとロバートレッドフォード。
彼らの作品で見ていない作品を見たいシリーズで借りました。政治色強いので多分理解に苦しむ予備先入観あり。
お気に入り俳優ダステインを久々鑑賞したく拝見しました。
物語は、ロバートレッドフォードと長髪のダスティンフォフマン。ニューヨークの有名記者の原作がもとになってます。二人が新聞記者に扮し、政治家周辺を追い詰める物語。相手は、時の大悪党領いやもとい、大統領ニクソン。
彼のウォーターゲート事件周辺のある「洗い出し」の事実をつかんでく二人。
いつしか、二人にあたる壁、事実、確認、誤認。
正直政治的な事がわからない為全理解できなかったです。が、ダスティンのごり押しのような野心と諦めない突破口の志。
静かにひるまないレッドフォードの正義感が、とても作品の地味な熱血漢を盛り上げています。
両名ファンの方は是非どうぞ。
見ている内にやはり、アメリカ、ニクソン陣営の良性にみせといての恐ろしい構造悪、握られている「口」と「身の危険」、嫌がられる新聞社の性格等々、「真実をつたえる」新聞社の表情が二人をとうして伝わってきました。
派手な感じはまったく無く、地道な言葉と確認と告白を引き出す、ゴールの無い聞き込みのようです。
相手は政治です。
はてしない「悪」。
実態の見えない何か巨大な知恵のある「悪」が、人々の証言や嫌われる二人をみて感じ取れます。
敵の巨大さ、見られている見えない目、無関心をきどる関係者、、。
政治って何?
権力って?
大統領の陰謀って?
アメリカの政治って?という疑問に二人が、足で稼ぎ、タイプで「権力」を撃ち抜きます。
中でも闇の垂れ込み人の存在がとってもミステリアスで怖かったです。
いつの世もいるんですよね、この「ディープスロート」的な人って。
アカデミー助演受賞のジェイソン・ロバーズも素晴らしい上司役です、こちらも「ピシッとした」上司が見れます。
お洒落で、冷静、つわものぶり必見。
二人がタイプで「権」をうつアメリカの巨悪、ダスティン、レッドフォードの新聞屋の孤独な戦い、字を撃つ二人をとくとごらんあれ。
オリバーストーン監督「ニクソン」を見るとより「ウォータゲート事件」が少しわかりやすくなります。こちらも是非。
追伸
アメリカのオバマさん以前といい、日本の過去の政治といい、一体政治ってなんなんすかね?
正しく、行えるってなんなんすかね?